火災保険は火事で被害を受けたとき以外にも、いろいろと適用できることがありますできます。
中にはカーポートの修理にも適用させられる場合がありますが適用させるためにはどのような条件が必要になるのかなどを詳しく確認していきましょう。
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カーポートの修理を火災保険で行なう前に「火災保険申請について詳しく知りたい」といった読者様に向けて【怪しい?】火災保険申請サポートについて|その手数料や保険金がもらえるまでの流れを徹底解説!にて火災保険の基礎知識から火災保険申請サポート会社についてご紹介しております。
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カーポートはガレージと似ているが別物
人によってはあまり聞きなれないカーポートについてまずは説明していきます。
簡単に言えば、住宅の敷地内設置する屋根付き駐車場のことです。支柱が数本と屋根がある造りであることも特徴だと言えるでしょう。
設置する際の工事費用も高くはありませんし、なにより固定資産税が掛からないというメリットもあります。
ガレージとよく似ていますが、実際には区別されているのが一般的です。
ガレージは壁やシャッターなどもありますし、工事の際も基礎からしっかりと行うので、少々割高になります。固定資産税も掛かりますが、雨風をしっかりと防げるというメリットがあります。
ちなみにガレージであっても自然災害で被災をした場合には保険が適用されるので覚えておくと良いかも知れません。
カーポートとも関連のある大雨やゲリラ豪雨が発生した際に火災保険が使えるのか?という点について【雨でも使える?】ゲリラ豪雨で火災保険を活用する方法|費用をかけずに雨漏りや雨樋修理ができるかも?で詳しくご紹介しておりますので、ご興味をお持ちいただけましたらご覧ください。
カーポートを火災保険で補償してもらうことは可能なのか
火災保険を使ってカーポートの修理を行うことは可能なのかというと、結論から言えば可能です。
ただし、どのような修理でも適用されるわけではありません。保険なので、必ず条件が付いています。
その条件というのは、自然災害で破損した場合に限ることです。
自然災害には地震や大雪、大雨や台風などがありますが、どのような災害でも問題はありません。
ここで需要なポイントがあるのですが、それは本当に自然災害によって被害を受けたのかという点です。
例えば、台風で屋根が破損したとします。しかし、屋根が古くなっていればちょっとした災害でも破損してしまうことはあるでしょう。
このような場合には、自然災害ではなく経年劣化として判断されてしまい、保険が適用されなくなってしまうのです。
本当に自然災害によって破損したのかを見分けるのは難しいため、専門家に依頼をするのがよいでしょう。
カーポートの下に止めてあった車や備品などは補償されない
カーポートには車を止めているだけでなく、車をメンテナンスするための道具などを置いている場合もあるでしょう。
火災保険を使用する場合、建物自体の被害に関しては補償してもらえるのですが、中に止めてあった車や、置いてあった道具などについては補償されません。
例えば屋根が崩れて車が傷だらけになったとしましょう。
このような場合、確実に自然災害によって起こった被害なのですが、建物にしか適用されないので注意が必要です。
台風シーズンや大雪が降りやすい地域に住んでいる人などは、災害で倒壊しないか確認しておき、自然災害に備えておいた方がよいでしょう。
いくら保険に入っているとは言っても、保険が適用される条件は比較的厳しくなっているので、できれば自然災害で被害が出ないように対策を行うべきです。
建物の敷地内に建てられている「物置」や「倉庫」などは火災保険の加入しているプランにもよりますが対象となる場合がありますので、詳しくはこちらの【必見】火災保険で物置や倉庫も修理できる?火災保険を活用して修繕できる範囲をご紹介!にて解説しております。
免責金額についても把握しておこう
火災保険にはフランチャイズ方式と呼ばれているものと、免責方式と呼ばれているものが一般的です。
火災保険のフランチャイズ方式とは?
フランチャイズ方式というのは、被害総額が一定の金額を超えないと補償してもらえないというものになります。
例えば、被害総額が10万円を超えないと補償が適用されない保険に加入していたとしましょう。
この場合、被害総額が9万円だったら適用されませんが、11万円であれば適用されます。
被害総額が9万円であった場合には、自己負担で9万円支払わなければいけません。
それに対して11万円の費用が掛かった場合には、10万円を超えているので全て負担してもらえます。
火災保険の免責方式とは?
これが免責方式であった場合、あらかじめ免責金額というのが設定されています。免責金額というのは、自己負担しなければいけない金額のことを指します。
免責金額が5万円に設定されていた場合、被害総額が4万円の場合、フランチャイズ方式と同じく保険金を受け取ることはできません。
これが6万円であった場合には保険金を受け取れるのですが、免責金額の5万円を差し引いた金額で受け取ることになるため、実際に受け取れる金額は1万円ということになります。
それぞれのメリット・デメリット
これではフランチャイズ方式の方がいいのではないかと思う人もいるでしょうが、決してそのようなことはありません。
どちらにも一長一短がありますし、現在では設定することができる免責金額も契約をする保険会社によって異なっています。
重要なのはどちらの方がよいということではなく、免責金額がいくらに設定されているかという点です。
フランチャイズ方式ならいくら以上の被害総額で保険金を受け取ることができるのか、また、免責方式なら免責金額がいくらに設定されているのかを知ることが重要になります。
カーポートの火災保険申請が通りやすい事例と条件とは?
災害が発生すると、いろいろな被害が出ます。
しかし、被害状況によって保険が利用できるのかできないのかが変わってくるので、比較的申請が通りやすい被害の事例を紹介していきます。
比較的申請が通りやすいのは風による被害と雪による被害です。
カーポートは簡易的な造りになっているので、風によって屋根が飛ばされるという被害があります。
ここで重要なのは、風速が20メートル以上でないと保険が適用されないという点です。
たとえ風による被害が出たとしても、風速が20メートルに達していなければ保険が使えないため、自己負担で修理をするようになります。
なぜ風速が定められているのかというと、弱い風でも被害が出た場合には経年劣化や工事不良である可能性が高いからです。
他にも雪によって被害が出た場合には、申請が通りやすくなっています。
特に関東以南はあまり雪に強い造りにはなっていません。
そのため、大雪が降ると屋根が重みで潰れてしまうことや、支柱が曲がってしまうこともあるのです。
もちろん他の災害でも自然災害であれば申請が通る可能性もあるので、被害を受けたら申請してみるのがよいでしょう。
火災保険申請はどのような流れで申請を行うのか
火災保険に入っているけれど、今まで申請をしたことがないので、どのような流れで行うのかわからないという人もいると思います。
そこで修理費用を保険で補うための申請方法と、その流れを見ていきます。
まずは詳しい被害の状況と、被害が起きた日時を確認します。
自然災害でなければ保険は適用されないので、現場の状況や発生した日時というのはかなり大切です。いつ上陸した台風によって、何時ごろ被害が出たのかを確認し、しっかりとメモしておきましょう。
簡単な造りになっている建物の場合、台風のような大きな音が常にしていると、倒壊しても気が付かない場合があります。夜は寝ているので、翌朝起きたら倒壊していたという場合もあるでしょうが、日時や被害状況などが曖昧だと申請が通らないこともあります。
本当に自然災害で倒壊したのに、経年劣化ではないかと疑われてしまうこともあるので、しっかりと自然災害で起きた被害だと証明する必要があるのです。
そんなときには火災保険申請のサポートを行っている業者に依頼をして、現地の調査や申請に必要な資料の作成をしてもらいましょう。
被害状況や日時がある程度はっきりとしている場合でも、保険を使うのは難しい場合もあるので、初めて申請を行う人や、スムーズに申請を通したい人は、保険申請のサポートを行っている業者への相談や依頼をおすすめします。
書類を作成してもらったら保険会社に連絡を行い、今度は修理業者に見積もりを依頼しましょう。
修理業者の中には現地調査なども行ってくれる場合があるので、現地の調査や書類の作成に加えて、修理を一緒に依頼することも可能です。ただし、修理は保険金が下りてから行ってもらい、まずは現場調査だけをお願いしましょう。
承認されたら、修理業者へ修理を依頼しましょう。
火災保険を自分で申請する方法についてはこちらの【完全ガイド】火災保険の申請は自分でできる?その手順と注意点を徹底解説!で詳しくご紹介しております。
カーポートは自分で台風対策をすることも重要
いくら火災保険が下りるとは言え、繰り返し同じ被害に遭わないよう、今後のために対策をとっておくことも大切です。
しかし、自分でどのような対策をすればよいのかわからないという人もいるでしょう。
そこで有効な台風対策を紹介します。
それは補強用のグッズを購入する方法です。
補強グッズにもいろいろありますが、主な物としては、サポート柱、屋根材ホルダー、母屋補強材を使うのがよいでしょう。
サポート柱は柱が片側にしか取り付けられていないタイプに効果的です。
また、屋根材ホルダーは突風に強く、中でも下から巻き上げるような風に強いのが特徴です。比較的簡単に取り付けることができるので、屋根が飛ばされそうだと思ったら使用してみるのもよいでしょう。
母屋補強材は、名前の通り母屋材を補強するための製品です。
母屋とは
母屋(もや)は木造建築・鉄骨構造の小屋組部材の名称。一般住宅のほとんどの場合約90mm四方の杉の角材であることが多く意匠の目的で丸材を用いることもある。在来工法では、小屋梁の上に約900mm間隔で小屋束を立てその上に上げられる。切妻屋根や入母屋の妻側に突出させた母屋を鼻母屋といい、部材自体を化粧材としたり、漆喰やモルタルなどで塗籠めるかまたは破風板で隠したり木口に板金を被せるものもある。
wikipedia
しかし、分解や組み直しなどが必要になるケースが多いため、できることなら、カーポート設置の段階で母屋補強材を使用して建ててもらうのが良いようです。
もちろん後付けができないわけではないので、倒壊が心配される場合には使ってみるのもよいでしょう。
他にも屋根自体を取り外してしまうという対策ができます。
経年劣化で補強しても倒壊する可能性が高い場合には効果的です。
作業をする場合には安全面に十分注意して行いましょう。
ただし、ネットをかけたりテープを使用して補強したりするのはよくありません。余計に風の影響を受けやすくなり、倒壊する確率を高めてしまうからです。
カーポートのような簡易な造りの建物の場合、火災保険の申請を通すのは少し難易度が高いかもしれません。自然災害であっても、経年劣化として見られてしまうケースもあります。
そこで、火災保険申請のサポートを行っている業者に助けてもらうことで、より正確で、より申請に通りやすい書類の作成してもらうことができます。
無理をして自分だけで申請を行おうとせず、専門家の力を借りることをおすすめします。
初めて火災保険を活用する為の使い方と知識まとめ
火災保険で補償される物の解説
・窓ガラスが割れたら火災保険の補償対象となるのか
・火災保険で戸建ての水漏れを修理できる補償内容とは?
・火災保険を活用してテレビを買い替える方法と6つのポイント
・火災保険で物置や倉庫を修理する方法
・カーポートの修理に火災保険を適用させる為の条件
・火災保険で外壁修理はできる?その手順と流れを解説
・ゲリラ豪雨が降ったら火災保険で雨漏りや雨樋の修理ができるのか
火災保険を申請するポイント
・火災保険を活用して給付金を受給するための6つのポイントと条件
・建物が損傷しても経年劣化では火災保険が利用できない
・【完全ガイド】火災保険の申請は自分でできる?その手順と注意点
・火災保険申請サポートは違法?サービス内容から保険金がもらえるまでの流れ
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