火災保険を活用してフローリングをリフォームできる?内装は補償範囲内なのか詳しく解説!

火災保険を活用してフローリングを張替える方法
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いろいろな事故や災害に適応している火災保険ですが、フローリング張替えには活用できるのでしょうか。
最近は和室ではなく洋室の家が多いので、事前に火災保険が内装であるフローリングが補償対象なのかを確認をしておくと安心して生活ができるでしょう。

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くまさんラボ
東京都新宿区西新宿3丁目3-13
水間ビル6F

くまさんラボ(kumasanLABO)

当サイトでは本記事のフローリングの修繕と並行して火災保険を自分で申請するポイントもご紹介しておりますので、ご参考にいただけますと幸いです。

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\ 火災保険ついて気になる情報があるかも? /

目次

火災保険は突発的な事故が補償対象となる

フローリングの張替えで火災保険が使用できるかどうかは、不測の事態や突発的な事故であるかが重要になります。

そこでフローリングが補償対象になる例をいくつか紹介していきます。

もちろん加入している保険によってもフローリングを修繕できるか異なるので、まずは建物の補償のみという条件で保険に加入していた場合どうなるのかを見ていきましょう。

誤って物を落下させて傷を付けた場合はどうなるのかというと補償の対象となります。また、子供がいたずらをして付けた傷や、アイロンのような熱を持つ器具を倒したことで痕ができた場合も補償してもらえます。逆にタバコを落としたことで焼け跡ができた場合や、ペットが傷を付けた場合には補償してもらえません。

その理由としては、タバコの灰が落ちればフローリングが焼けるのが当然なので不測の事態でも突発的な事故ではないと判断されます。

ペットも飼い主がきちんとしつけを行う、もしくはケージに入れた状態で飼育するなどの対策ができるため、適用外となってしまうのです。

家財のみという条件で保険に加入した場合にはフローリング張替えは一切行うことができないので注意しましょう。

家族ではない人が傷を付けた場合や、故意に傷を付けた場合には補償の対象外となります。

例えば、

・引越し業者が作業中にフローリングに傷を付けた
・水道やガスなどの点検中に傷を付けた

などの場合には傷を付けた側に賠償してもらう必要があります。

ただし子供の友達が遊びに来てフローリングに傷を付けた場合には補償してもらうことが可能です。

このように補償の対象になるかならないかは判断が難しいため、きちんと知っておきたい場合には保険会社に問い合わせや相談をしてみるのがよいでしょう。

フローリングが火災保険の補償対象とならない事例

火災保険の補償範囲は広くなっていますが、どのような場合でも補償してもらえるわけではありません。

前項でも紹介したフローリングがタバコによる焦げ、ペットが付けた傷、業者などが付けた傷などは補償されないのが一般的です。もちろん故意に付けた傷も補償されません。

他にも補償の対象とならない事例がいくつかあります。それは、

・適用内容の範囲外であった場合
・経年劣化や通常損耗である場合
・免責金額に達していない場合

適用されるのはあくまで建物の補償が行われる条件で保険に加入した場合のみになります。

家財のみ補償される保険に加入した場合には補償対象ではないので保険金は下りません。

経年劣化や通常損耗に関しては、建物の補償と家財の補償の両方が補償対象となっている保険であっても保険は使用できないので注意しましょう。経年劣化や通常損耗の場合には、自分で交換をするようになります。

また、保険には免責金額というのが存在しています。

免責金額というのは、契約者が自分で負担しなければいけない金額のことです。免責金額が3万円に設定されていた場合、3万円分は自分で負担しなければいけないので、修理費用が3万円を超えていなければ、当然保険金はもらえません。

契約するときには、免責金額がいくらに設定されているのかもチェックする必要があります。

フローリングを張替えられる床材の種類と交換時の値段

最近はフローリングの部屋に住む人が多くなっていますが、経年劣化で古くなったら交換をしなければいけません。

・子供が傷を付けてしまった
・物を落として傷が付いてしまった

場合などに古くなりすぎていると経年劣化による傷だと判断されてしまい保険が下りなくなります。

たとえ保険が使えたとしても、フローリングを交換する場合には、どれぐらいの値段が必要になるのか気になる人もいるでしょう。その前にフローリングには無垢と複合の2種類が存在していることと、張替えるときには通常の張替えと重ね張りという2つの工法が存在していることも知っておくべきです。

無垢フローリングとは?

無垢フローリングというのは、自然の木をそのままの状態で使用しているタイプになります。湿度の調整が行いやすい上に、肌触りがよくて木のぬくもりを感じられるというのが主なメリットです。ただし、時間の経過と共に色が変化していくという特徴がありますが、味があってよいと考える人もいます。デメリットはワックスやオイルで仕上げを行う必要がありますし、値段が高いことも挙げられます。

複合フローリングとは?

複合フローリングというのは、合板や集成材の上から薄い天然の木を張付けて製造された物になります。多くの住宅ではこちらの複合フローリングを使用している傾向にあるのですが、その理由は価格が安いからです。手入れもしやすい上に比較的長持ちするので、好まれている素材だと言えるでしょう。ただし、天然木のような自然の質感を感じることはできません。

フローリングを交換するときも無垢フローリングの方が若干割高になり、6畳の部屋であれば15万円から20万円ぐらいが相場となっています。

複合フローリングであれば、12万円から16万円ぐらいが相場です。

ただし、張替え工法にするのか、重ね張り工法にするのかによっても値段が異なるのですが、張替え工法だと重ね張り工法に比べて3万円から4万円ぐらい高くなる傾向にあります。

張替え工法は名前の通り、フローリングを1度はがしてから新しく張付ける方法です。重ね張り工法というのは、今まで張られていたフローリングの上から新しいフローリングを重ねてしまう施工になります。

そのため、解体する必要もありませんし、ゴミも出ないので料金が安くなっているのです。

どちらの種類のフローリングを使用していても、どちらの方法で張替えを行っても、条件を満たしていれば保険を適用することができます。保険を使用する場合、工事を行うときの工法や、使用しているフローリングの種類を限定することはありませんので、好きな方を選べばよいでしょう。

知らぬ間にフローリングが傷ついていた場合は?

気が付いたらフローリングに傷が付いていて、いつ付いた傷なのか全くわからない場合もあると思います。

そんなときでも火災保険で補償してもらうことは可能なのか確認をしていきます。通常保険を使用したい場合には、いつ何が原因で破損したのかを明確にする必要があります。

自然災害や子供のいたずらなどであれば、原因はすぐに特定できるのですが、フローリングの傷というのは特定が難しくなっています。そのため、ただフローリングに傷があるので保険を使って張替えをしたいと申し出ても、断られてしまう可能性が高いでしょう。

保険の多くは原因がきちんと特定できないと支払われない場合が多いからです。

そこで行うべき対策が、保険の申請サポート業者に依頼をする方法です。保険のサポート業者に依頼をすると、現地調査から書類の作成まで全て行ってもらえます。ただし、調査を依頼したからと言って、確実に保険金が受け取れるわけではありません。

おそらくこのときに傷が付いたのではないかなど、はっきりとはしないけれど、ある程度把握できている場合などに依頼をするとよいでしょう。

現地調査は状態によっても変わりますが、大体1時間ぐらい掛かります。調査の結果、保険金を使ってフローリング張替えが可能だと判断されると、その後書類を作成してもらえるので、保険会社に提出しましょう。

保険のサポート業者はフローリングに傷が付いた理由がはっきりとしていたとしても、実際に調査をしてもらうことでもらえる保険金を増やせる可能性もあります。

もし保険会社から受け取れる金額に納得がいかなかった場合にも、保険のサポート業者に依頼をして再度書類を提出することで受け取れる金額を上げられる場合があるのです。

保険のサポート業者もたくさん存在しているので、まずは情報収集を行い、いざというときはどこに依頼をするのか決めておくとよいでしょう。

フローリングが地震で損傷した場合も火災保険で補償は可能?

最近は頻繁に地震が発生していますが、地震が原因で物が落ちてしまい、フローリングに傷が付いたことがある人もいるでしょう。

地震が原因で傷が付いてしまった場合には、保険を使って修繕することはできるのでしょうか。

残念ながら火災保険では地震が原因でできた傷の修繕費用を受け取ることはできません。

住宅総合保険に加入していたとしても不可能になりますが、どうしても地震でフローリングに付いてしまった傷の修繕も保険で何とかしたい場合には地震保険に加入するのがよいでしょう。

基本的に地震保険は家財補償が付けられているのですが、地震保険にも複数の種類があります。また、保険会社によって多少補償内容が異なるので、事前に確認が必要です。

ただし、経年劣化の場合は補償の対象外となってしまうので、もし地震でフローリングにひびが入ってしまった場合などは、申請をしても補償してもらえないケースがあります。そのため、保険に入っているから大丈夫だと考えるのではなく、災害対策はきちんと行うべきでしょう。経年劣化が進んでいる住宅の場合、大きな地震が来たら耐えられなくなる可能性もありますし、危険が伴います。

古くなってきたらリフォームや修繕をしっかりと行い、普段から災害に備えておいた上で、万が一のときに備えて保険に加入しておくべきです。そうすれば経年劣化で補償してもらえなくなる確率を下げることもできます。

地震によってフローリングに傷が付いた、割れてしまった場合なども、状況証拠はとても大切になります。事前の写真撮影や、発生した日時をメモしておくなど、保険を使うのであればきちんと状況証拠を残しておくことも重要です。

フローリング以外にも被害が大きくてそれどころではなかった場合は、保険のサポート業者に依頼をして、現地調査と書類の作成を行ってもらいましょう。被害が大きい場合には給付金の額も大きくなるので、保険会社側でも調査人を派遣してくることがあります。

その際に状況証拠となる写真などを見せれば、申請が通る可能性が高くなるでしょう。

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火災保険を活用してフローリングを張替える方法

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